いちばん困るのが、苦労して運び込んだジュータンが入りきらないこと。マンションを点検するときは必ずメジャー(巻尺)を携行して、自分で部屋の寸法を計ってメモしておきます。ふつうの家では、部屋のスペースは壁と壁の間、つまり実質的な「内のり」で計算します。マンションは「壁心計算」といって、隣りの家や部屋との間を仕切っている部厚いコンクリート壁の中心から計ったものを表示しています。マンションは高層なので基礎はしっかり、壁も大きな建物を支えるために頑丈にしなければなりません。
[参考サイト]
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ただでさえ壁の厚みが大きくなります。その壁の厚みの半分が部屋の面積に算入されるのですから、いってみれば「法有私含」の私道のようなものです。壁だけではありません。柱も太くて頑丈ですから、高層になればなるほど部屋の中にコンクリートの柱が出っ張り、実質スペースを小さくします。タンスが二つ並んで入らないというのは、この柱の出っ張りが邪魔になることが多いのです。家に帰ってから、メモしたマンションの寸法と今の部屋の広さをくらべれば、同じ六畳でもどれくらい狭くなっているかがよくわかります。